猫にダイエットって必要?愛猫を少しでも長生きさせるためには

猫ブームと言われている昨今、猫の飼い方のノウハウもネットを中心に広がりをみせています。

これまで飼育方法が分からないと不安だった方も、今は情報がたくさんあるので安心して飼い始めたという方も多いことと思います。

また、ペットショップでもこれまで以上にたくさんの種類の猫が取り扱われるようになり、飼い主は自分の趣味や嗜好に合う猫を選べるようになりました。

猫は種類によって、毛が長かったり、模様にも個体差があったりと、個性が様々です。

性格も猫によって全く違うのですが、うちの猫は他の人の猫と違う!と思うとまた愛着がわいてカワイイものですよね。

そんな特徴の一つに太っているということもあると思います。

ころころまるまると太った猫は本当にカワイイものです。

表情もふてぶてしかったり、ダルそうだったりするのですが、そこもまた憎めない感じで何ともいえません。

ですが猫にも適正な体重というものがあります。

度を越した肥満は人間と同じように、猫の身体にも様々な弊害を引き起こします。

かわいいからとついご飯を上げ過ぎてしまったり、あげればいくらでも食べるから、とまったく管理せずに与え続けて肥満になった猫は、見た目にはカワイイ個性的な姿に見えるかも知れません。

また、SNSなどにアップすればたくさんの人の目に触れて話題になるかも知れませ。

ですがその一方で、猫の身体は悲鳴を上げていて、最悪の場合、肥満が原因となってその短い生涯を閉じるなんていうことも考えられるのです。

ここではそんな最悪な事態を招かないためにも、太った猫のリスクや、猫もダイエットをした方がいい理由やその方法についてお伝えしてみたいと思います。

猫の肥満はリスクしかない!猫が太る理由とその恐ろしい害について

猫の飼育スタイルとしては、近隣住民との兼ね合いや、交通事故回避の観点から完全室内飼育の方も多いと思います。

そのため飼い猫の運動量はかなり少なくなっているといえます。

また、室内飼育をする上で、マーキング防止や夜鳴きなどの観点から避妊去勢手術をする人がほとんどですが、そのことからホルモンバランスが崩れて肥満になりやすくなっていきます。

限られた室内で、これといった娯楽もなく日々を過ごすのは猫といえども苦痛でしょう。

唯一の楽しみはご飯を食べることくらいになってしまいます。

そうすると室内で大して動けないので、食べたら食べた分だけ身になってしまいます。

だんだんと太ってくると動く気力もなくなり、悪いスパイラルにはまってしまうのです。

猫を飼ったことがある人、現在飼っている人はご存知だと思いますが、猫は本当によく眠ります。

眠る子から転じてねことなったという一説もあるほどで、一日の半分以上、12時間から16時間くらいは寝ているそうです。

室内で大した運動もせず一日の半分以上を寝て過ごしていれば、猫でなくとも、太ってしまうのはうなずけますね。

でも太ってたほうがカワイイし、いいんじゃないの?というのは誤った考え方です。

猫の適正体重は通常3キロから5キロといわれています。

この範囲を超えてくると猫自身も身体が動かしにくくなってきて、悪い流れになってしまうことが考えられます。

単に肥満が原因で考えられる弊害としては、高いところから飛び降りた際、自分の体重が重すぎて、関節などに負担がかかり起こる捻挫や関節炎です。

直接的な原因で、わかりやすそうですが、猫は自分の具合が悪いことを隠そうとする習性があり、飼い主でも気が付かない場合があります。

このことが原因でさらに動くことを嫌がったりするようになり、違う病気へと進んでしまうこともあるので要注意です。

この他に、人間と同様に肥満は心臓への負担も増加します。

ですので心臓病や呼吸器系の病気になるリスクも増えます。

また、糖尿病や猫は特に注意が必要な下部尿路疾患のリスクも増加してしまいます。

さらに、万一これらの疾患で手術が必要となった場合、麻酔の適正量が見極められず、手術ができなかったりするケースもあります。

麻酔薬は脂肪に溶ける特性があるので、肥満の猫に使用すると効果があらわれる前に脂肪に溶けてしまい、通常の使用量を使っても麻酔が効かず、量を増やさざるを得ないということが起こってしまいます。

また、この際に脂肪に溶け出した麻酔薬が、手術終了後に時間差でふたたび体内に溶け出してきて麻酔が醒めにくくなるといった弊害があります。

猫の肥満は病気になるリスクだけでなく、その病気を治療するための手術の際に使う麻酔でもリスクが高まってしまうのです。

猫もダイエットした方がいい理由とその方法

猫の肥満がデメリットだらけで、早急に改善した方がいいことはご理解いただけたと思いますが、その方法はなかなか難しいといえます。

人間のように強い意志をもって、本猫がダイエットします!なんて宣言することはありませんし、美味しいものを好きなだけ食べて寝ていたいと思うのが猫だからです。

ですので猫のダイエットは飼い主であるあなたの試練の場でもあります。

猫がダイエットしたほうがいい最大の理由は病気に対するリスクを減らし、健康的に長生きしてもらうということです。

でもそれ以外に、運動によるストレス軽減や、無駄な餌代のコスト削減など、猫がダイエットしたほうがいい理由は、猫側だけでなく、人間側にも
メリットのあることなのです。

ここでは猫のダイエット方法を3つお伝えしたいと思います。

食事をコントロールしてダイエットさせる方法

根気はいりますが、一番効果が目に見えて分かりやすく、猫自身の身体にとっても良い方法は食事を飼い主がコントロールすることです。

猫は満腹になったら食べるのを控えると考えられがちですが、いつまでもエサ皿にご飯が出ていれば、好きな時に好きなだけ食べて、満足したら寝て・・・という悪循環になります。

今日から!という日を決めて、決められた時間に決められた量以上にあげないということを守るようにしてください。

量はフードのパッケージに書かれている体重を目安にするとよいと思います。

これをはじめると最初のうちは鳴いたりゴミ箱を倒したり、人間の食べているものを狙ったりするかもしれませんが、決して決意を崩さないということが大事です。

猫は学習能力の高い動物ですので、1月もすればご飯がもらえる時間を覚えるようになります。

合間に人間の気分でオヤツを与えたりすると、要求すればもらえると学習し、甘えたり噛みついたりして要求を通そうとしてきますので本当に強い意志が必要です。

時間的に余裕がないなどの場合は自動給餌気などを取り入れて、とにかく決められた量をあげるようにしましょう。

要求が強くて大変な猫の場合は、急激に減らすのではなく、徐々に減らしていく事をおススメします。

遊びながら運動を取り入れて、コミュニケーションしながら健康に!

猫は遊びが大好きです。

重度の肥満猫は動くのが億劫になってしまい、猫じゃらしなど見向きもしないかも知れませんが、だからといって放っておいてはいけません。

そういう猫こそ動いてダイエットに励んでもらわなくては。

本能的に動くものを追いかけて仕留めるという動きが備わっていますので、最初のうちは寝そべっているところに手を出したり引っ込めたりするくらいでいいと思います。

だんだん慣れてきたら猫じゃらしを追いかけるくらいの運動、次にはひも付きの猫じゃらしで遠くまで走らせるなど、徐々に段階を追って運動をさせるようにしましょう。

また普段からキャットタワーなどを取り入れて、上り下りの運動もさせるのもいいです。

一緒に遊んであげることで猫は心を開いてくれ、今までよりも仲良くなることができます。

猫と人間の関係も信頼関係でつながっていますので、猫がより深くあなたを信頼することで安心して生活でき、ストレスがたまりにくくなるのです。

また運動自体がストレス発散でもあります。

また、ストレスがたまっているせいで無駄にたくさん食べてしまうという猫もいますので、遊んであげてストレスが軽減され、無駄食いが減るということも考えられます。

このように一緒に遊びながら運動させることは猫にとってもとてもよい効果をもたらします。

いつまでも愛猫に長生きして欲しいなら、肥満猫は今すぐダイエットを取り入れて!
猫との暮らしをしていく上で、一番気をつけなくてはいけないことは、病気も粗相も猫には何の責任もないということです。

猫の病気は飼い主が気を付けてあげることで、その大部分は防げるからです。

また猫が人間にとって迷惑と思われるような、壁での爪とぎや、トイレ以外でのオシッコなどは猫の本能でしているか、何か理由があってのことで、決して猫自身には何も責任がないのです。

飼い主である人間が、きちんと猫にストレスがたまらないように、猫のトイレはいつも綺麗であることを心がけるとか、爪とぎは必要な場所に必要なだけ用意しておくとか、そういった事を怠らなければ猫はきちんと生活してくれるのです。

猫が飼い主であるあなたにとって迷惑だと思われる行為をした場合は、猫を叱ったり、しつけをしなければ!と考える前に、飼い主としてあなた自身に何か落ち度がなかったかを考えてみて下さい。

猫が予期せぬ病にかかった場合も、何か落ち度がなかったかを考えてみて下さい。

いつまでも愛猫に長生きしてもらって、健康でいてもらいたいなら、その健康管理や体重管理は飼い主であるあなたが責任を持つべきなのです。

猫は言葉が話せませんが、太る、病気になるといったサインは送ってくれます。

それは悲しいサインではありますが、早めに気付いてあげることで改善することが可能です。

最近うちの子ちょっと太ってきたかな?と思ったら、食事の量に気を付けたり、適度に運動をさせてあげるなど気遣ってあげて下さい。

あなたの愛猫にいつまでも健康で長生きして欲しいと願うなら、今すぐダイエットを取り入れて下さい。

猫との中もより深まるし、将来の病気のリスクも減らせるので絶対におスススメです。

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